アフリカレンカクの生態とは?飼える?どこで見れる?

アフリカレンカク(学名:Actophilornis africana)は、アフリカに生息するユニークな水鳥です。「アフリカレンカク」とは日本語での呼び方で、英語では「African Jacana(アフリカン・ジャカナ)」と呼ばれます。この鳥は、特に湿地帯や湖沼で見られ、ヒシやスイレンなどの水草が茂る水面を歩き回る姿が特徴的です。

最大の特徴は、何と言っても枯れ枝のように長い指と爪。SNSなどで見かけるアフリカレンカクは、お腹から無数に足が生えているエイリアンのような画像で人々の目を引きます。

この足は、実は懐に潜り込んだ子どものもので、体格と不釣り合いな長い足が奇妙な見た目を創り出しています。

この独特な足とユニークな繁殖行動から、アフリカレンカクは観察する人々を惹きつけ、アフリカの自然や鳥類研究の対象としても興味深い存在となっています。

アフリカレンカクの子供が親の懐に隠れる映像

アフリカレンカクの生態

アフリカレンカクは、鮮やかな茶色い羽と青灰色の顔を持ち、くちばしの付け根から額まで青い肉垂(にくすい。うさぎや鳥の一部にある、肉のしわ)があるのが目立つ特徴です。この鳥のもっとも目を引く特徴は長い指と爪で、これにより水草の上を沈まずに歩くことができます。水草が多く茂る湿地や浅い池では、この長い指が水面に均等に体重を分散し、沈むことなく移動できるのです。

繁殖行動と子育て

興味深いのは、アフリカレンカクの繁殖方法です。一般的な鳥とは異なり、アフリカレンカクではオスが卵の世話やヒナの育児を担当します。メスは複数のオスと交配し、複数のオスが異なる巣でメスの産んだ卵を温めて育てます。こうした育児スタイルは「ポリアンドリー(多夫婚)」と呼ばれ、鳥の中では珍しい形態です。

また、前述のように危険を感じると雛鳥を懐にいれて逃げる非常にユニークな鳥です。

生息地と分布

アフリカレンカクは、サハラ以南のアフリカ各地の湿地や湖沼に広く分布しています。特にエチオピアから南アフリカまでの地域でよく見られ、食性は雑食で、水生昆虫や小さな無脊椎動物、種子などを食べて生活しています。

アフリカレンカクって飼えるの?

アフリカレンカクは野生の水鳥で、適切に飼育するには、生息環境に近い水場や広いスペース、特定の食事などが必要です。また、輸入には厳しい制約があります。飼うことはできるようですが、なかなかハードルが高そうです。

一般家庭での飼育は現実的ではなく、専門施設での管理が求められます。飼育を検討する場合は、必ず事前に法令を確認し、必要な手続きと環境を整えることが不可欠です。

アフリカレンカクは「動物の輸入届出制度」の届出対象

厚生労働省が定める動物の輸入届出制度の届出対象にリストアップされており、輸入する場合は煩雑な手続きが必要になります。

動物の輸入届出制度とは
「動物の輸入届出制度」は、輸入動物を原因とする人の感染症を防ぐためのものです。
海外に持ち出した動物や海外で購入した動物は、日本に持ち込むことはできません。
ただし、輸出国政府発行の衛生証明書を入手し、検疫所での届出手続を行うことで、持ち込める場合があります。
持ち込めない場合、動物は持ち出し国に返送するか、殺処分になります。
出典:厚生労働省 – 動物の輸入届出制度

アフリカレンカクが見れる動物園

現在、アフリカレンカクが見れる動物園は見つかりませんでした。

※以前は掛川花鳥園で飼育されていたようですが、現在はいないようです。

アフリカレンカクのまとめQ&A

アフリカレンカクは飼えますか?

飼うことはできるようですが、なかなかハードルが高そうです。適切に飼育するには、生息環境に近い水場や広いスペース、特定の食事などが必要です。厚生労働省が定める動物の輸入届出制度の届出対象にリストアップされており、輸入する場合は煩雑な手続きが必要になります。

アフリカレンカクは足がたくさんあるんですか?

お腹から無数に足が生えているエイリアンのような画像は、実は懐に潜り込んだ子どものもので、水草を歩くために発達し、体格と不釣り合いな長い足が奇妙な見た目を創り出しています。危険を感じると親鳥(オス)が羽の内側に子どもを入れて運びます。

クラッチ編集部

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