リユースでSDGs!読み終わった本は図書館へ寄贈しよう

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2030年までに世界中の環境問題、差別、貧困、人権問題などを解決するための国際的な取り組みです。身近な例として、ビニール袋の有料化やエコバッグの活用が挙げられ、私たちの日常生活にも影響を及ぼしています。

SDGsを意識するのが難しいと感じる方も多いですが、まずは「リユース」から始めてみるのがおすすめです。例えば、不要な本を再利用することで、SDGsの目標達成に貢献できます。

読まなくなった本はブックオフなどで売ることもできますが、図書館に寄附するという選択肢もあります。

図書館に寄贈するのは意外と簡単です。やり方や注意点をチェックして試してみてくださいね。

図書館寄贈時の注意点

図書館では寄贈された本を資料として利用者に貸出したり、リサイクルコーナーに置いて、必要な方に無料で配布する場合もあります。本の状態により再利用できない場合もありますので、本の取扱いについては図書館側に一任することになります。

状態の悪いものや内容の古いものは状態が良くてもお断りされる場合があります。図書館という性質上、利用者が必要としている図書が望まれます。

ブックオフで売れないようなものは基本的に図書館でもお断りされるかと思います。持ち込み前に各図書館へ問い合わせてみましょう。

図書館寄贈の基準とは

大前提として、汚れのある本や壊れている本、書き込みのある本は対象外です。寄附が求められているのは下記のような図書がです。

  • 出版後およそ5年以内の図書
  • 予約の多い図書
  • 人気がある児童書
  • 郷土資料
  • 図書館で所蔵していたが、破損・亡失した本

図書館本の寄贈で迷惑な行為とは

汚れのある本や壊れている本、書き込みのある本以外にも、古い実用書や旅行ガイド、古い百科事典や全集、学習参考書、雑誌など図書館での活用が困難なものの寄贈できません。

実用書などは最近購入したものでも、発行日は5年以上前ということもありますのでご注意ください。あなたがいらない本は図書館でも必要としていません。新しいけど読み終わって不要になってしまった本を誰かに活用してもらうために寄付しましょう。

図書館の本を寄贈する方法

寄贈を希望される方は、事前に図書館に問い合わせてみましょう。図書館が欲しいと思っている本とあなたがリユースしたい本は必ずしも一致するとは限りません。

図書館でも不要な本はブックオフなどで買い取ってもらいましょう。ブックオフでは一定期間売れなかった本は、古紙としてリサイクルして、森林資源に換算すると年間約60万本相当をリサイクルしてるようです。

クラッチ編集部

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