マイナンバーカードを活用!全国の自治体でできるオンライン手続き

「マイナンバーカード、もう持ってるけど、どんな時に使えるの?」そう思っている方もいるのではないでしょうか。実は、マイナンバーカードは、全国の自治体で様々なオンライン手続きに活用できる、とっても便利なツールなのです。窓口に行かなくても、自宅や外出先から手軽に申請や手続きができるので、忙しい現代人にとって強い味方になります。

この記事では、マイナンバーカードを使ってできる主なオンライン手続きと、そのメリット、注意点などを分かりやすく解説します。

なぜマイナンバーカードでオンライン手続きができるのか

マイナンバーカードには、ICチップが搭載されており、あなたの情報が安全に記録されています。このICチップと、電子証明書という仕組みを利用することで、オンライン上で本人確認を確実に行うことができるため、様々な行政手続きをインターネットを通じて行うことが可能になるのです。

全国で利用できる主なオンライン手続き

全国の多くの自治体で共通して利用できるオンライン手続きには、例えば「ぴったりサービス」があります。これは国が運営するオンラインサービスで、マイナポータルと連携することで、子育てや介護に関する申請、住まいの手続きなど、様々な行政手続きをオンラインで行うことができます。具体的には、保育園や幼稚園の入園申請、児童手当の申請、介護保険に関する手続き、そして引越しに関する一部の手続き(例えば転出届など)が可能です。ただし、自治体によって提供状況が異なる場合がありますので、詳細は各自治体のウェブサイトで確認することが大切です。

また、税に関する手続きもオンラインで行える場合があります。確定申告(e-Tax)をはじめ、住民税に関する手続きの一部がオンラインで可能になる自治体もあります。確定申告書の提出はもちろん、住民税の申告も一部の地域ではインターネットを通じて行えます。

さらに、国民健康保険や国民年金に関する一部の手続きも、オンラインで利用できることがあります。例えば、国民健康保険の資格取得や喪失に関する届出、国民年金の加入に関する手続きなどが、一部の自治体やサービスを通じてオンラインで行えます。

図書館サービスを利用する際にも、マイナンバーカードが役立つことがあります。一部の自治体では、マイナンバーカードを図書館の利用カードとして登録し、オンラインでの予約や貸出手続きに利用できるのです。

そして、上記以外にも様々な申請や届け出をオンラインで行えるように取り組んでいる自治体は少なくありません。住民票の写しや印鑑登録証明書の交付申請、粗大ごみの収集申し込み、各種証明書のオンライン申請などがその例です。

オンライン手続きのメリット

マイナンバーカードを使ってオンライン手続きを行うことには、多くの利点があります。まず、時間と場所の節約が挙げられます。自宅や職場など、どこからでも手続きができるため、役所の開庁時間を気にする必要がなく、移動時間も節約できます。次に、窓口での待ち時間がなくなり、スムーズに手続きを進められるというメリットもあります。さらに、オンライン上で必要な情報を入力するため、手書きの書類作成の手間が省けます。そして、多くのオンライン手続きは、時間を気にせず24時間いつでも利用できるのです。

オンライン手続きの注意点

便利なオンライン手続きですが、利用する際にはいくつかの注意点があります。マイナンバーカードのICチップを読み取るためのICカードリーダライタまたは対応スマートフォンが必要です。また、オンライン手続きの際には、マイナンバーカードに格納されている電子証明書のパスワードを入力する必要があります。各自治体のオンライン手続きサイトが推奨する動作環境(OS、ブラウザなど)を確認することも重要です。そして、パソコンやスマートフォンのセキュリティ対策をしっかりと行い、不正アクセスを防ぐことが不可欠です。

まとめ

マイナンバーカードは、私たちの暮らしをより便利にするための頼りになる存在です。全国の自治体で様々なオンライン手続きに活用できることを知り、ぜひ積極的に利用してみてください。まずは、お住まいの自治体のウェブサイトで、どのようなオンライン手続きが可能かを確認してみることをお勧めします。

クラッチ編集部

役所や公的機関に関連した暮らしの情報サイトを運営しています。 どこに相談したらいいか、どこに問い合わせたらいいかなど、分かりやすくまとめた記事で情報発信を目指しています。

おすすめ