急な発熱やケガ、救急病院に行ってもいいの?119番に電話してもいい?

本来、119番は緊急性の高い通報を行うための電話窓口ですが、最近では「通常の通院の送迎代わりに救急車を呼ぶ」や「どの病院を受診すればいいかわからず、119番で相談しようとする」などの不要不急の通報が増え、緊急性の高い通報への対応が遅れる可能性があると言われています。

同様に救急外来は原則として時間外に突然起こった不調や、以前からのご病気が急変した患者さんに対応する場所です。夜間や休日などの時間外には救急外来患者を受けつけるだけの準備しか整えていません。
また、緊急性がないのに夜間や休日の救急医療を受診すると、重症の方に医療の手が届かなくなります。

そんなときには、休日夜間急患センターの利用も検討してみましょう。このセンターは、主に独歩で来院する軽度の救急患者を対象に、夜間および休日に外来診療を提供しています。各地域での診療の空白時間が生じないように設置されており、地域の医療機関との連携も整っています。

設置基準としては、人口5万人以上の市に1か所設置されることが基本で、人口が40万人を超える場合には20万人ごとに1か所追加設置することが求められています。また、これに準ずる市町村にも1か所設置されることが基準となっています。こうした施設を利用することで、緊急性が高くない症状でも適切な医療を受けることができます。

どれくらいの症状の人が利用していいの?

休日夜間急患センターは、地方自治体が整備する施設で、休日や夜間に比較的軽症の救急患者を受け入れるための外来診療を行います。具体的には、入院を必要としない比較的症状の軽い方が対象です。例えば、急な発熱や軽度のけがなど、緊急性は高くないが医療の対応が必要な場合に利用します。

ただし、利用前に事前に電話で確認することをお勧めします。これは、センターが対応可能な症状や診療時間を確認するためです。現在、多くのセンターでインフルエンザや新型コロナウイルスの抗原検査を行っていますが、十分な検査設備がないため、症状によっては二次救急医療機関を紹介される場合もあります。

また、休日夜間急患センターで処方される薬は原則として1日分に限定されています。翌日以降に症状が続く場合や追加の治療が必要な場合は、かかりつけ医を受診するようにしましょう。

休日夜間急患センターは急な体調の変化に対応するための一時的な医療機関であり、かかりつけ医の診療に代わるものではないことを理解して利用してください。

急な病気やけがで迷ったら、電話で相談してみましょう。
子供の場合は、♯8000(子ども医療電話相談事業)、大人の場合は♯7119(救急安心センター事業)にかけると相談できます。 救急受診できる病院や、今すぐに受診すべきか救急車を呼ぶべきかを電話相談できます。

子ども医療電話相談事業(♯8000)

保護者が休日や夜間に子どもの症状にどう対処すればいいか、または病院を受診するべきか迷った時に、小児科医師や看護師に電話で相談できるサービスがあります。このサービスは全国共通の短縮番号「#8000」をプッシュすることで利用でき、お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送されます。

このサービスでは、小児科医師や看護師が子どもの症状に応じた適切な対処方法や、受診するべき病院のアドバイスを提供します。実施時間帯は自治体によって異なるため、利用する際はお住まいの都道府県の実施時間帯を確認する必要があります。

出典:生労働省 – 子ども医療電話相談事業

救急安心センター事業(♯7119)

救急車を呼ぶべきかどうか迷ったときに、あなたはどうしますか?そんな時に役立つのが「救急安心センター事業(#7119)」です。

#7119は急なケガや病気で救急車を呼ぶべきか迷ったときに、医師や看護師などに相談できるサービスです。このサービスでは、必要に応じて救急車の手配や適切な医療機関の案内も行ってくれます。

急な体調不良やケガの際には慌てずに#7119に相談することで、安心して対応することができます。特に、発熱や怪我などの症状が現れた時、救急車を呼ぶべきかどうか迷った場合には、#7119に相談することをおすすめします。

「#7119」は全国対応しているわけではなく、全国の24の地域で利用可能(2024年5月現在)ですが、対応時間は地域によって異なるため、利用前に確認が必要です。電話の発信場所に合わせた地域の救急安心センターにつながります。

このサービスは、本来緊急性の高い通報を行うための「119番」が、通常の通院の送迎代わりや、どの病院を受診すればいいかわからないといった不要不急の通報で圧迫される状況を緩和する目的でもあります。経験のない症状や夜間の体調不良などで迷った際に、#7119を利用することで適切な対応を得ることができます。

出典:総務省消防庁 – 救急安心センター事業(♯7119)

医療情報ネット 厚生労働省

医療情報ネットは、パソコンやスマートフォンで、全国の医療機関・薬局について検索・情報収集ができるサービスです。
診療日や診療科目といった一般的な情報に加え、対応可能な疾患・治療内容、提供しているサービスなどさまざまな情報から、全国の医療機関・薬局を検索することができます。
電話案内サービスでは、休日夜間対応医療機関の情報を取得することができます。
電話:0570-000692

まとめQ&A

救急車を呼ぶべきかどうか迷ったとき相談できるところはないですか?

急な病気やけがで迷ったら、子供の場合は、電話で♯8000(子ども医療電話相談事業)、大人の場合は♯7119(救急安心センター事業)にかけると相談できます。 救急受診できる病院や、今すぐに受診すべきか救急車を呼ぶべきかを電話相談できます。

クラッチ編集部

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